いや川水源

tikasui231美里町(旧中央町)中小路
水は小さな洞穴から湧水しており、涵養源の水晶山は中生代白亜紀の肥後変成岩類の結晶質石灰岩(大理石)で、この中を通って来た水は、弱アルカリ性(pH8程度)の軟らかい水である。 昔、この辺の人はお産があると胞衣(えな;胎盤)をこの川で洗い清めたことから付いた名前である。

 

竹崎水源

tikasui22南阿蘇村(旧白水村)大字両併
渓床に溶岩が露出していて、節理に沿って地下水が噴出しており、最上部では直線上に湧水点が分布する。その豊富な湧水量の総量は毎秒約2トン、1日当り17万2千トンで、水田約350ヘクタールにかんがい用水として利用されている。

 

 

東海大学水源

tikasui21南阿蘇村(旧長陽村)大字黒川
黒雲母流紋岩(高尾野羽根溶岩)とこれを覆う約3万年前に流出した輝石デイサイト(沢津野溶岩)の境界部から毎分4~5トンの湧水がみられ、6箇所以上の湧水点がある。溶岩の割れ目からの岩盤れっか水で黒川対岸に引かれ、立野にある九州電力「黒川発電所」の冷却水として利用されている。

 

潮井水源

tikasui20益城町大字杉堂字潮井
杉堂の集落から布田川を500mほど遡った左岸側の火砕流台地(Aso-2)斜面基礎部からの湧水である。左岸側に沿って東北東-西南西方向に活断層の布田川断層が通過している。台地の急斜面は断層崖であることから、断層に沿って豊富な地下水が湧き出しているようである。

 

成道寺

tikasui19熊本市花園
夏目漱石が「若葉して手のひらほどの山の寺」と読んだ古寺。木々に囲まれた境内の湧水は熊本名水百選である。境内斜面には金峰山の外輪山を形成する古金峰火山岩類Ⅱ(今から100万年以上前に噴火)の輝石安山岩溶岩が崖を形成している。溶岩には節理が発達していて、湧水は典型的な岩盤れっか水である。

 

湧沢津水源

tikasui17南阿蘇村白水
阿蘇中央火口丘群の1つである御籠門山の南側山麓斜面には火山扇状地の砂礫層が広く分布している。この末端部付近には多くの湧水がみられる。畳一畳半ほどの広さの小さな水源ではあるが、水の透明度、水質の良さは数ある水源の中でも指折りのものである。湧水量は毎分約5トンで周辺の田畑10haを涵養している。

 
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