ギャラリー

生痕化石 trace fossil

kaseki08姫浦層群
地層には、生き物の化石の他に動物が行動した痕(海底を這いずり回った痕や干潟に残された足跡、動物の糞など)が残されている。写真はゴカイの仲間の排泄痕(糞の痕)と考えられている。
地層が堆積した時代の生物の生態などを研究する上で重要な化石である。

 

イノセラムス inoceramus

kaseki05姫浦層群
イノセラムスは、中生代ジュラ紀~白亜紀にかけて汎世界的に海域に棲息していた二枚貝であり、示準化石として重要な属種が多い。写真は、御所浦町前島の姫浦層群の頁岩層に含まれているイノセラムス エゾエンシスの化石。
この露頭は、御所浦全島博物館野外見学地として整備されている。

 

メタセコイア metasequoia

kaseki04人吉層
約250万年前に人吉盆地内の湖に堆積した人吉層にはメタセコイアの立木化石が多くみられる。約100万年前まで東アジア・シベリア・アラスカに繁茂していたスギ科の針葉樹で、日本では鮮新世末~更新世初期に絶滅。戦後中国四川省で原生種が発見され「生きている化石」として注目をあびた。現在日本に生育するものはその苗を植えたものである。

 

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大崩壊と土石流

bousai07多良木町槻木、湯の原川流域
H17年9月5~6日に九州を横断した台風14号は熊本県南でも総雨量450mmの大雨をもたらし、槻木の湯の原川流域では多くの斜面崩壊と土石流が発生した。写真は最も大きな斜面崩壊で湯の原川本流までの比高差240m(延長400m)を崩土が土石流となって流れ下っている。

 

津波石

bousai06横島町横島山下
寛政4年(1792年)の雲仙普賢岳の火山活動に誘発されて眉山の東斜面が大崩壊を起こし、その土砂や岩屑が有明海に流入して大津波が発生した。約30分後には肥後側の海岸に津波が押し寄せ、津波が到達した場所にはその印として津波石や波先石が点々と残っている。

 

内牧遊水池

bousai05阿蘇市内牧
五岳やカルデラ斜面に降った雨水や湧水は黒川に流れ込み、立野火口瀬で白川と合流していて自然がつくったジョウゴのような流域形状を成す。洪水や雨水を一時的に貯留して出水量が最大になるピーク時の流量を調整する遊水地池が設けられた。

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